不動産クラウドファンディングを基本に、投資についてのお話
お金と資産形成について、休憩時間や通勤時間の暇つぶしになってタメになるコラム
私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。
いつも応援ありがとうございます♪
今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。
不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
『ビジネス』と『投資』と『賭け事』の違いはなんでしょうか。タイトルを見て、あなたはどのように思われましたか。
2022年4月からは高校で金融を学ぶことになりました。
今後は、学びの場においても、学生が”お金”について触れる機会が増えると同時に、”お金”について学ぶ年齢がどんどん下がっていくことが予想されます。
そうして学びを深めると、多くの人は『この違い』について考えるようになります。
あなたは『ビジネスと投資と賭け事の違い』について聞かれた場合、どのように応えますか？
上記の3つの中では、明らかに異質に思える「ビジネス」。
『投資』と『賭け事』は損失が出るリスクもありますし、働かずして大きな利益が出る可能性もあるようなイメージです。
『ビジネス』は、自分自身が汗水垂らして働いて稼ぐお金だから最もクリーンで手堅い。
このように考える人が多いと聞きます。
あなたも、そんな印象をお持ちではないでしょうか。
それも一つの考え方です。
日本人にはこういった考え方を持つ人が多く、レバレッジを掛けることが苦手という感じでしょうか。
しかし『働いてお金を稼ぐことこそが”正義”である』といった考え方は、時代遅れな気がしてなりません。
労働を否定するわけではありませんが『お金の稼ぎ方』としてそれ以外の方法を受け入れられないようでは、将来、困ることが多くなると思います。
それくらい「働く以外の稼ぎ方」が重要視されているのです。
ビジネスについては、モノやサービスが売れなければ収益を得ることはできません。
当然、利益が出なければ、ビジネス（会社）は続けられなくなりますから、会社員もただ働けば必ず稼げるというようなものではありません。
ビジネスに関する研究を日々行い、提供し続ける努力と商機を逃さない運や才能も必要になってきます。
『ビジネスは安定して稼げる。すなわちゼロリスクである』ということではありません。
投資には株や不動産、債権などがあります。
世の中には様々な資産がありますが、全てに共通しているのは、お金で資産を購入し、その資産価値が上がることで利益を得ること、得られた利益の一部を配当として受け取るということです。
つまり『お金によってお金を稼ぐこと』が投資です。
資産価値は上がることもあれば下がることもあります。そこがリスクになるのですが、投資に関しては、勉強したり、経験を積むこと、そして長期的に運用することを前提とすれば、その上がり下がりをある程度予測できます。
プロの投資家や、投資の利益だけで生活できるような人がいることからも、運だけに左右されるものではないことが分かります。
投資は長期的に積み立てるものや、短期で少額の利益を得るもの、リスクは高いが大きな利益が期待できるものなど様々な種類がありますが、そうした多くの中から自分に合った投資商品を選べるのも魅力です。
また、それぞれの特徴を考慮することで、計画的に資産運用をすることができるのも大きなメリットです。
賭け事と言うとちょっと乱暴かもしれませんが、投資と比較する際は「投機」という言われ方をすることがあります。
投資は先に書いたように、知識や経験が大きく役立ちますが、投機（賭け）はそれらがほぼ役に立ちません。
投機として挙げられるのは宝くじやギャンブル、暗号資産などですが、たとえこれらで一度大当たりして儲かったとしても、次にまた買った時に当てることができるでしょうか。
100%とは言えませんが、確率は低いですよね。
また、私は長期的に運用することができる資産の購入を投資と定義しています。
ですので、為替取引（FX）については、投機と位置付けています。為替（FX）については、通貨を買って、売ることで利益を出します。持ち続けることのメリットは薄く、買うタイミング、売るタイミングに再現性はありません。
このように再現性がないのが投機（賭け事）の最大の特徴です。
一度大当たりすると莫大な利益を得られるかもしれませんが、それに味をしめて再挑戦していくと、どんどん深みにハマってしまうリスクも大きなものです。
『ビジネス』と『投資』と『賭け事』の違いはなんでしょうか。
売ることで対価を得るのか、お金を働かせるのか、チャンスに賭けるのか。これらは全く異なる性質のものです。
リスクとしては、賭け事＞投資＞ビジネス という順番になりそうですが、それぞれのリスクを理解した上で挑戦することは大いに意味があることかもしれません。ただし、投機については賛否両論あります。ほどほどにしてはいかがでしょうか。
今は、投資に関する機会も豊富にあります。学習機会も増えて、幼少期からお金について学ぶ機会も増えました。どのような方法であっても、幼少期からお金の稼ぎ方や使い方について学ぶのは大切です。
今やお金の稼ぎ方や使い方も多様な時代になりました。
働いて稼いだお金の一部を投資に回して運用し、コツコツとお金を増やしていく。そしてたまには投機で夢を見てみたりする。
そんな風に、稼ぎ方にも使い方にもゆとりと楽しみを持ってお金と向き合えたら、きっと人生が豊かになりますよね。
これからの子どもたちはもっとお金に強くなると思います。
ですが、それは同時に、一人ひとりが真剣に自己資産を管理しなければならない責任も大きくなることを意味します。
投資や投機、ビジネスなどお金に纏わる勉強を続けることによって、自分自身や身の回りの大切な人を守ることに繋げていただきたいと考えています。
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