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不動産投資で失敗しないためのポイント | キーワードは「需要・供給・競合」

不動産投資とは
不動産投資で失敗しないためのポイント | キーワードは「需要・供給・競合」

不動産クラウドファンディングのトモタクです。

私たちは、10万円から不動産投資家にを合言葉にスマホ1つで始められる、不動産クラウドファンディングを運営しています。

いつも応援ありがとうございます♪

今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。

不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

需要・供給・競合と投資は大きな関係がある

投資をするにあたり、需要・供給・競合は大きな関係があります。

マーケティングの世界では『3C分析』といった言葉がありますが、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方です。

今回は、需要・供給・競合に関して、不動産投資で失敗しないためのポイントをご紹介します。

ところで、フードデリバリーサービスを利用されたことはありますか。

これまでは、宅配ピザや出前蕎麦くらいしか使ったことがなかった人も、このコロナ禍で一気にデリバリーの幅が広がり利用が増えました。

ところが最近、これまた街でよく見かけたオレンジバッグのDiDi Food(中国発)が日本からの撤退を発表しました。

その前にはドイツ発のfoodpandaも撤退しています。どちらもテレビやCMでも見かけたくらい有名ですが、日本国内では出前館とUber Eatsの牙城を崩せず、競り合うことができなかったようですね。

需要に対して供給が多くなりすぎると、どうしても勝ち負けが生まれてしまうという例になります。

「資産運用と需要と供給にどんな関係があるんだ?」と思われる方もいると思いますが、投資先を考えるには、その需要と供給、競合はどのくらいいるのか、といった視点も大切になります。

特に、不動産投資の場合は、そのエリアに暮らす世帯層や近隣の募集状況や施設などを冷静に分析する必要があり、その資産よりも、注意深く目を向ける必要があります。

そして、あなたが持っている資産によって取るべき対策も変わってきます。

土地を持っている場合

もしあなたが使っていない土地を持っていたらどうしますか?

放っておくと荒れてしまい、何かとトラブルのもとにもなりますので、何かに使うことを考えなければいけません。

せっかくの資産ですので上手に運用したいところです。そうなった時に真っ先に思いつくのが駐車場です。

特に都心部では、少し街を歩けば月極駐車場やコインパーキングが目に入ります。私自身もコンビニや家が取り壊されたと思ったら、数カ月後に駐車場になっていたという光景を今まで何度も見てきました。

駐車場って地面が車を止められる状態で、ちゃんと集金できるシステムさえ整えておけば、あまり手間もかけずにお金を得ることができる土地活用法のひとつなのですよね。

だからこそ「使わなくなった土地を放置するくらいなら駐車場経営でもやってみようか」と始める人が多いようです。

ただ、エリアによってはその数が多すぎて採算が取れない経営者も出始めていると感じています。

というのも、私が普段出歩くエリアにもかなりの数の駐車場がありますが、いつも満車のところもあれば、停まっているのを見たことがないような駐車場もあります。

道路一つ挟んだり、角地だったり、形状だったりと、ちょっとした状況によって稼働率に大きな違いが出てきます。

競争が激しい投資方法だなと思っています。

いくら手間も経費も少なく済んでも、儲けが出ないと意味がありませんね。

若者の自動車離れなんかも聞かれますし、自動運転が普及したら駐車場は必要なくなる可能性だってあります。

将来の需要に関して、私は少し不透明なだと考えています。

また、駐車場経営も設備投資がこれまで以上に必要になることは予想できます。それは、EV用の充電設備への投資です。今後は、駐車場経営に必要不可欠な設備になるでしょう。駐車場オーナーの頭を悩ます課題になるかもしれませんね。

建物を持っていたら?

では、建物を持っている場合はどうでしょうか?

コロナ禍で一気に増えたのがコワーキングスペースや会議室です。

テレワークが可能な企業や在宅勤務を推奨するような会社も増えてきました。

満員電車のストレスを回避できたり、削減された通勤時間を有効活用できるといったメリットがある反面、仕事とプライベートが垣根がなくなる問題、運動不足でストレスが溜まるといった悩みも出始めています。

最近では、こういった悩みを解消するためにコワーキングスペースを契約する人も増えていると耳にします。

ワークスタイルの多様化によって、ビルオーナーは空き部屋を普通の貸事務所にするのでもなく、広い部屋ならコワーキングスペースにしたり、狭くても部屋がいくつかあるなら会議室として貸し出したりと建物をより有効に使う方法を考えるようになりました。

また、人の出入りが多くなることで、清掃や設備の不具合など様々なところに目が行き届きやすくなるというメリットもあります。

こちらも駐車場運営と同じく、あまり手間を掛けずに効率的な運用ができることから人気がありますが、都心部は激戦区です。

ただ部屋がある、仕事ができるとだけでは競合に勝てません。

きれいだったり、設備が充実していたり、駅チカだったり、ユーザのニーズを満たそうとすると多くの設備投資が必要になってきます。

きちんと回収できれば問題はないのですが、ブームがいつまで続くのかは現時点では未知数です。

スペースを持っていたら?

私は昔、2DKのアパートで知人とルームシェアをしていました。

ところがある日、そのシェアしてた相方が実家に帰ってしまいました。そうすると、1部屋丸々空いちゃって、持て余してしまいまうわけです。

そんな時に知ったのがレンタル収納スペースです。街中でも専用の建物やコンテナがありますよね。

今は使わないけどいずれ使うもの、家に入り切らないが捨てられないものを保管しておくための貸倉庫みたいなサービスです。

個人の家の空きスペースを貸し出す「モノオク」というサービスを発見しました。

それに登録すると、場所や広さから検索できるようになり、条件に合う人が個人間で荷物をやり取り、お預かりし、空きスペースで保管することができます。

私は、知らない人の荷物を預かるのが怖くてしなかったのですが、気にならない人には良いお小遣い稼ぎになると思いますよ。

『収納』というニーズは、消滅しにくいニーズだと思いますので、長く続ければ、そこそこの投資になるのではないでしょうか。

持たざる者は強い!?

ここまで土地・建物・部屋という不動産にかかわる運用の話を書いてきました。

これらは全て、持っているものをいかに活用して収入を得るか、というものです。

形ある資産というのはいざとなれば売却できるため安心感がありますが、使途が限定されることやその価値を落とさない努力が必要になってきます。

それに対して、「所有しない」不動産投資というのもあります。

それが「不動産クラウドファンディング」です。

出資者は不動産を管理する必要はありません。その運用方法について悩む必要もありません。どの不動産に投資するかを選べばよいのです。

不動産の選定や管理、運用は全てプロが行ないますので、下手に初心者が始める不動産投資よりも、安定することは間違いありません。住居やテナントというのは今後も無くなることは無いでしょうし、常に一定以上の需要が見込める運用方法になります。

まとめ

資産運用は戦略を立てることが大切です。

できるだけ手間を掛けずに収入を得たいと考えるのは普通のことですが、目先の利益に囚われて、流行りの運用方法に手を出すことで痛い目を見る場合もあります。

  • 需要はあるか?
  • 将来性は?
  • 競合は?

様々な要素を多角的に分析して、それが投資に値するかを”冷静な目”で見極めましょう。

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