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「不十分な老後への備え」に今スグ対策を!!

資産運用
「不十分な老後への備え」に今スグ対策を!!

不動産小口化投資のトモタク、広報担当の桜井です。

 

戦時中からの流れを名残として今も引きずっている日本は今もなお「貯金推奨型国家」であると私は思っています。

 

一昔前(今の高齢者と呼ばれる方がバリバリ現役の給与所得者だった頃)は銀行にお金を預けていれば、それが高利回りで運用されていた時代で、国が推奨する貯金に素直に励行していれば、安心して老後を迎えることができたのです。

 

しかし、超低金利時代が続く今では、従前の考え方を180°変える必要があることは、あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。

 

不十分な老後への備え

 

物価の上昇、税収の増加、所得の停滞によって、私たちの暮らしは苦しくなるばかりです。そこに追い打ちをかけるような預金金利の低下は、私たちの老後の暮らしを一層不安なものにしています。

 

このような現状は、しばらくは大きく変わることはないでしょう。

 

であれば、私たち一人ひとりがスグにでも取れる対策を講じる必要があるのではないでしょうか。

 

定年退職を目前に控えた方

 

定年退職を目前に控えた方にとっては、老後の収入をどのように確保するのかは大きな問題だと思います。

 

幸いにして、日本では貯金を励行する文化が根付いているため、世代別にみても最低限の貯蓄額は確保できているように思われます。ただ、この金額で老後数十年を生き抜いていくには、やや心許ないものがあるのもまた事実です。

 

年代平均(万円)中央値(万円)
50代1,194600
60代1,635650
70代1,314460
全年代1,139419

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2019)」 

ちなみに、この数値は2人以上の世帯のデータになります、単身世帯の場合は、中央値は60代が最高で300万円、50代が54万円、40代が50万円という、厳しい結果になっているのも事実です。

 

これらの世代にとって、「長生きは敵だ」と考えるか「長生きは素晴らしく豊かなもの」と考えるかは、お金に関するウェイトが大きすぎると言わざるを得ません。

 

老後への備えをしっかりと行うことで、後者の考え方に近づけるようにしていきたいものです。

 

そこで、私が提案できることと言えば、収入源を少額でも構わないので複数用意することです。行動に移すタイミングは早いに越したことはありませんが、遅すぎるということもありません。まさに今がそのタイミングなのです。

 

 

具体的には、年金による収入、投資の配当による収入、労働による収入、事業による収入、このあたりではないしょうか。

 

ただ、高齢者になると勤労意欲が低下するケースが多いので、そのような理由からも”お金を上手に働かせるような経済活動”がベストだと考えます。

 

お金を上手に働かせるとは?

 

お金を上手に働かせるとはどういったことでしょうか。

 

この点は難しく考えずにシンプルに考えましょう。投資をするということです。

 

例えば、あなたが車好きだったとします。しかし、あなたには車を作る能力も才能も資金もないでしょう。

 

一から自動車メーカーを作るのは無理だとしても、あなたはトヨタのような一流の自動車メーカーの株を購入して一流のスタッフに働いてもらうことは可能です。それにより、十分な利益を出してもらい、投資額に見合った配当を受け取るのです。これによりあなたは一滴の汗も流すことなく、配当という投資による収入を得ることができます。

 

これが投資の素晴らしさなのです。

 

不動産特定共同事業への出資で老後の備えを

 

規模感こそ異なりますが、同じようなことが、我々がやっている不動産投資の世界でも実際に行われています。

 

一棟の収益不動産を購入することはできない。または、金融機関から借り入れをしてまで、不動産投資をする決心がつかない。

 

このような方に対して、不動産特定共同事業のトモタクでは、不動産を小口化して販売することで、少額の自己資金で不動産投資を始めることができます。

 

少額とはいえ、年間利回り5%~の商品を定期的に組成しているので、今すぐ始めることができる投資として『老後の備え』には最適です。

 

あなたの資産をトモタクの商品で分散してもいいでしょうし、他の投資商品も交えてアセット・ミックスを構成するもよしでしょう。

 

老後資金の運用方法

 

賢明にも老後に備えて”それなり”の老後資金の蓄えを持つに至ったあなたは、その資金をどのように運用すればよいのかを改めて考えてみましょう。

 

ここでの最大の課題は”あなたが生きている間にその資金が底をつかないようにする”ということです。

 

この課題は大きく2つの対策で十分解決できる私は考えています。

 

蓄えの一部または全部を”年金化”する

 

これは、あなたが生きている間の収入を確保するという考え方です。

 

つまり、配当型(インカムゲイン)の投資商品を購入し、それに見合った配当を定期的に受け取るということになります。

 

インカム型の商品は、投資元金の含み益や売却益を出すことを目指す商品ではありませんので、元金の変動も少なく、比較的少ないリスクで運用することが可能です。

 

このような商品に投資することで、配当を年金代わり(年金の上乗せ)として受け取ることができます。もし、500万円を年利5%のインカム型の商品に投資した場合は、税引前で年25万円の配当を受け取ることができます。1,000万円投資したら年50万円の配当を受け取ることができます。

 

投資の配当が年金代わりになる

 

繰り返しになりますが、このような商品は元金を毀損する可能性が低い商品設計になっていることが多く、老後への備えとしての投資に最適です。

 

資産のアセットミックスを一定割合で売却する

 

さらに、タイミングに応じて、ご自身のアセットミックスの中から一定の割合で処分して現金化していく方法もあります。

 

老後とはいえ、まとまった資金が必要になるシーンは幾度となく出てくるはずです。

 

そのようなシーンに備えて、投資商品の運用期間の見直しや期間が満了するような商品を把握しておくことも大切です。人生の集大成を迎えるようなタイミングにおいては、資産を流動性の高いものに変えていきながら、上手に処分していくことも重要になってきます。

 

商品を契約する時期にもよりますが、長期的な運用は極力さけて、短期~中期で成果が出せるような商品を選ぶのが望ましいと思います。必要であれば、再組成された商品や別の似たような商品を購入すればよいのですから。

 

老後の備えは投資で解決する

 

もはや日本は『貯金推奨国家』ではありません。まずはこの事実をあなた自信がきちんと理解するべきです。

 

月並みですが、2019年に金融庁から発表された”老後2000万円問題”に関する報告書でも、「一人ひとりの自助努力、即ち、貯金に励行するのではなく、投資活動による資産運用が大切である」ということが言われています。

 

このような内容からも、我々に求められるのは、貯金ではなく投資であるということ。日本は『投資推奨国家』に成り変わろうとしているのだと私は認識しています。

 

老後の備えは投資で解決していくしかありません。

 

これまで貯蓄によって蓄えた資金を、さらに上手に運用する自助努力によって老後の備えを盤石なものにしていただきたいと願うばかりです。

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