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資産運用とポートフォリオ | ポートフォリオとは?どのように組めばいいの?

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資産運用とポートフォリオ | ポートフォリオとは?どのように組めばいいの?

不動産クラウドファンディングのトモタクです。

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いつも応援ありがとうございます♪

今回から何回かに分けて、資産運用の基礎知識について紹介していきます。

不動産クラウドファンディングへの投資はだけでなく、株や投資信託、様々な現物投資を視野に入れている場合にも通用する考え方ですので、一読して損はありません。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

ポートフォリオとは?

これまで投資の経験のある方や投資に興味がある方にとっては、聞きなれた言葉だと思います。

ポートフォリオという言葉は様々な分野で使われますが、資産運用の世界では「いろいろな資産の組み合わせ」を意味します。

資産には、預金・株・不動産・債券・金など様々な種類があるわけですが、これらの資産を上手に組み合わせていくことでリスクを分散させたり、リターンを大きくすることが可能になるわけです。

様々なタイプの資産を配分し組み合わせることは、資産運用の世界では基本的な考え方となっていて、多くの投資家がその理論に基づいて実践しているのです。

目的やフェーズに応じてポートフォリオを構成する

前回の記事「なぜあなたは資産運用をするのか? | ゴールを明確にして資産運用をスタートしよう」では、資産運用における目的の重要性を説明させていただきました。

『目的のある投資』は『目的のない投資』と比較して、より大きな成果が出しやすくなります。

  • 現在あなたは何歳で、あと何年働くことができるのか?
  • どれくらいのスパンで投資を考えているのか?
  • 最終的にどれくらいの資産を構築したいのか?

ひとそれぞれ資産運用の目的や目指すべきゴールは変わってきます。もちろん、その目的やフェーズによって資産運用のポートフォリオも変わってくることになります。

分散投資

ポートフォリオと言えば一般的に分散投資を連想します。

これは、1950年にアメリカのハリー・マーコウィック氏が提唱した「現代ポートフォリオ理論」がベースとなっています。

「現代ポートフォリオ理論」に関する詳細な解説はここでは控えますが、資産運用で価格変動のリスクを抑えつつ、中長期的に一定のリターンを期待するには、多数の銘柄や複数の資産に分散投資することが有効であり、投資家のポートフォリオ全体の価格変動リスクは、個別の銘柄の変動リスクとその割合によって決定されると言われています。

多くの機関投資家やアドバイザーも、この理論に基づいて投資を行っているようです。

エイジスライド方式

『エージスライド方式』とは、収益性商品の資産配分における割合を判断するための考え方です。

具体的には【120-年齢(age)】の値によって、ポートフォリオにおける収益性商品への割合を示します。

あなたの年齢が30歳であれば【120-30=90】となり、資産の90%を収益性商品で構成するという考え方になります。

こうやって見ると「ポートフォリオの中で収益性商品の割合を高くしても問題ないのかな?」と考えさせられます。

貯金をすることに一生懸命になっている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

ポートフォリオの構成を資産と年齢で考えよう

資産運用のポートフォリオの構成を「横軸と縦軸」で考えることで、さらに分かりやすくなります。

分散投資が『横軸』だとすれば、縦軸は『年齢(投資期間)』ということです。

資産運用は年齢に応じてポートフォリオを組み替えることが望ましいと言われています。その理由は、金融商品はその性質によって、流動性、安全性、収益性が異なるため、現時点の年齢と残りの勤続年数やライフプランに合わせて分散投資する必要があるからです。

あなた自身が、まだ若いのであれば、ハイリスク・ハイリターンの金融商品の割合を高めたり、高齢者であれば、ローリスク・ローリターンの金融商品の商品の割合を高めたりといった具合にポートフォリオを調整します。

今一度、資産の中身と年齢を照らし合わせてみて考えてみて下さい。

ポートフォリオのフェーズ1:現役世代

現役世代のあなたは、まだまだ給与所得も上昇する見込みがあります。そのため、第一に自分の収入を最大限増やすための努力をするべきです。

収入が増えることで必然的に余剰資金も増えますので、自分自身や家族のために活用することが可能です。そして、忘れてならないのが、収入が増えることで、将来の年金受給額が増える可能性があるということです。

資産運用については、より積極的な運用を推奨します。

具体的には、利回りが高い(5%~8%前後)金融商品を可能な限り購入します。若い世代の場合は、まとまった投資資金が手元にないという人もいらっしゃいますが、可能な限りまとまった金額を購入するようにします。そして、以降は、毎月の給料の余剰分を積立投資するようにします。

資産については、収益性の高い株式、投資信託、不動産投資(不動産クラウドファンディング)を中心に金融商品を購入するとよいでしょう。

それ以外は、生活に必要な現金を手元に残しておきます。

最初は負担が大きいと思われるこの方法ですが、元手が大きければ大きいほど資産形成のスピードが高まりますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

ポートフォリオのフェーズ2:50代後半~70歳

この世代は、老後を意識した資産形成を目指します。

既に、一定以上の資産が形成されている状態であれば、リスクの低い(2~3%前後)商品をポートフォリオに加えていきます。

具体的には、収益性の高い株式投資や投資信託などを債券に切り替えて運用をしていきます。

50代後半~70歳の世代は、役職定年や再雇用といった状況で仕事面については一段落している状況で、収入が劇的に増える可能性は少ない一方で、これまでの蓄えも十分にある場合が多いです。

まずは、資産を減らさないことを優先したポートフォリオを構成していくのが理想です。

他にも、不動産クラウドファンディングも『ローリスク・ミドルリターン』の金融商品になります。ローリスクという意味で『債券』が投資先の中心だと言われていますが、安定的な配当と運用期間終了後に元金が償還されるといった特徴は、不動産クラウドファンディングでも十分カバーできます。

ポートフォリオのフェーズ3:70歳以降(高齢者)

この世代は年金受給世代ですが人生100年時代の今、70歳以降の

年金を受給しながら、手元資産をできる限り減らさないようにするにはどうすればよいのでしょうか。

  • 老後の楽しみに年に数回は温泉旅行に行きたい。
  • 子供や孫にお金を残してあげたい。
  • 老後も金銭的に自立した暮らしをしたい。

このように考えている人はとても多いようです。

この世代の資産運用は、より一層”守りの意識”を強く持ち、資産が目減りしないように工夫しなければなりません。

具体的には、株式や投資信託への投資からリスクの低い債券や不動産クラウドファンディングへの投資に切り替えたり、毎月収入を得るために年金受給月以外に配当を受け取れるようなインカムゲイン型の金融商品への投資を行います。

また、もしもの時に備えて現金の割合を増やしておくことも重要だと考えます。

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