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年利とは?-運用期間のマジックに注意-

資産運用
年利とは?-運用期間のマジックに注意-


不動産小口化投資のトモタク、広報担当のSKです。



今回は投資用語のお話を少しだけしていきたいと思います。



完結にお伝えしますので、お時間のない方も最後までお読みいただけます。



年利とは



年利とは、[年・間・利・回り]のことで、それを省略したものになります。



つまり、『お金を運用して1年後に預けた額の何%が上乗せされて戻ってくるか』ということをパーセンテージで表現したものです。



年利計算



100万円預けて、年利5%で運用した場合、一年後には105万円になって戻ってきます。



100万円預けて、年利10%で運用した場合、一年後には110万円になって戻ってきます。



『年利○○%で運用』これは運用期間が一年であることが前提の考え方です。



年利という言葉のマジック



では、この場合はどうなるでしょうか。



『100万円を年利8%で6ヶ月間運用する』



この場合、年利8%は1年間運用した場合の利回りですので、6ヶ月間の場合は、その半分になります。



これは、年利4%で一年間運用した場合と同じことになります。



つまり、100万円を預けて運用期間が満了した際に戻ってくるお金は、元金100万円と利息の4万円です。



「8万円じゃないの?」



このように思われた方も多いと思います。



8万円が戻ってくるケースは、年利8%で一年間運用した場合です。



年利が高いと感じたら運用期間を確認しよう



多くの方は投資商品を確認する際に、最初に目にするのが『年利』です。



年利とは、単にパーセンテージの話であって、実際の数字ではないことを知っておいて下さい。



見せかけの数字で判断することなく、実数をはじき出すことができる目を養わなければなりません。



極端に”年利が高い”と感じた場合は運用期間を確認するのも一つです。



見せかけの数字を高くすることはそんなに難しいことではありません。



商品を見る目をぜひ養って下さい。


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